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地震や台風で停電したら、スマホの充電も、夜の明かりも、冬の暖房も止まってしまいます。そんなときの備えになるのがポータブル電源です。でも、「何Whあれば足りる?」「どのメーカーなら安心?」「一人暮らしでも必要?」と迷う点も多いもの。この記事では、防災・停電用のポータブル電源を7台に絞り、容量・重さ・停電時の自動切替・保証・値段で比べました。
先に結論を言うと、次の3台から選べば後悔しません。
| こんな人 | おすすめ | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 迷ったら(家族の防災にも) | Anker Solix C1000(1056Wh) | 73,800円 |
| 安く・小さく(スマホ・照明用) | EcoFlow RIVER 3(230Wh) | 24,800円 |
| 一人暮らしにちょうどいい | Jackery ポータブル電源 600 New(640Wh) | 59,800円 |
※価格はAmazonの販売価格(2026年10月5日時点)です。値段はよく変わるため、購入前に販売ページで最新の価格をご確認ください。
結論:ポータブル電源はこの3台から選べばOK
防災用のポータブル電源選びで大事なのは、「何を何時間使いたいか(容量)」と「長く安心して使えるか(電池の種類・保証)」の2つです。今回の3台は、どれも長持ちで燃えにくい「リン酸鉄」の電池を使い、5年の保証があります(Ankerは延長保証を含めて最大5年)。
① 迷ったら → Anker Solix C1000(73,800円)
容量1056Whで、スマホなら約50回以上、電気毛布なら約16時間使える大きさです(計算の目安)。定格出力は1500Wで、ドライヤーや電気ケトルなど多くの家電が動きます。コンセントからの充電は最短約58分。停電すると自動で電気を切り替える機能(UPS)もあります。Amazonの口コミは1,400件以上で★4.4と、今回の中でいちばん多くの人に選ばれています。
② 安く・小さく → EcoFlow RIVER 3(24,800円)
重さ約3.4kgの小型モデル。容量は230Whで、停電時にスマホ・LEDライト・ネットのルーターを動かすのにちょうどいい大きさです。約60分で満充電でき、動作音も静かです。電子レンジやドライヤーのような大きな家電には向きません。
③ 一人暮らしにちょうどいい → Jackery ポータブル電源 600 New(59,800円)
2025年10月に発売された中くらいの容量のモデル。容量640Whで、重さは約6.4kg、大きさはA4の紙に近いコンパクトさです。スマホ・照明に加えて、冬は電気毛布も一晩使える容量があり、一人暮らしの防災用にちょうどいいバランスです。定格出力は500Wなので、ドライヤーや電子レンジは使えません。
まず確認:容量の目安は「何を・何時間使うか」で決まる
ポータブル電源の容量(Wh)は、使いたい家電の消費電力(W)×使いたい時間で決まります。まずは、停電中に使いたいものを考えてみましょう。
家電ごとの消費電力の目安
| 家電 | 消費電力の目安 | 1000Whで使える時間の目安 |
|---|---|---|
| スマホの充電 | 約10〜30W | 約50回以上 |
| LEDライト | 約5〜10W | 約80時間以上 |
| 電気毛布 | 約50W | 約16時間 |
| 小型の冷蔵庫 | 約40〜120W | 約7〜20時間 |
| 電子レンジ | 約1000〜1200W | 約40分 |
| ドライヤー・電気ケトル | 約1200〜1500W | 約30分 |
※消費電力は製品によって変わります。実際の値は家電の説明書やラベルで確かめてください。
計算のしかた:容量×0.8÷消費電力
使える時間は、ポータブル電源の容量(Wh)×0.8÷家電の消費電力(W)で計算できます。0.8をかけるのは、電気を家電用に変えるときに2割ほど失われるためです。
例:640Whのポータブル電源で、50Wの電気毛布を使う場合 → 640×0.8÷50=約10時間
一人暮らしの目安は300〜1000Wh
| 使い方 | 容量の目安 | おすすめ |
|---|---|---|
| スマホ・照明・ルーターだけ(1日) | 200〜300Wh | EcoFlow RIVER 3 |
| +冬の電気毛布(1〜2晩) | 500〜700Wh | Jackery 600 New |
| +冷蔵庫・調理家電も(1〜2日) | 1000Wh以上 | Anker Solix C1000 など |
家族で使う場合や、停電が数日続くことに備えたい場合は、1000Wh以上を選ぶと安心です。
ポータブル電源の失敗しない選び方
① 容量:使いたい家電から逆算する
上の表のとおり、何を何時間使うかで必要な容量が決まります。迷ったら、一人暮らしは500〜700Wh、家族なら1000Wh以上が目安です。
② 定格出力:ドライヤー・電子レンジなら1500W前後
定格出力(W)は、同時に動かせる家電の大きさです。ドライヤーや電子レンジ、電気ケトルを使いたいなら、定格出力1500W前後のモデルを選びましょう。500W以下のモデルは、スマホ・照明・電気毛布などの小さい家電向けです。
③ 電池の種類:「リン酸鉄」を選ぶ
今の主流は「リン酸鉄リチウムイオン電池」です。くり返し充電しても弱りにくく(約3000〜6000回)、熱に強くて燃えにくいのが特長です。古いモデルや安いモデルに多い「三元系」は、リン酸鉄より寿命が短めです。今回紹介する7台は、すべてリン酸鉄です。
④ 停電時の自動切替(UPS)があるか
ふだんから家電をポータブル電源につないでおくと、停電した瞬間に自動でポータブル電源からの電気に切り替わる機能(UPS・EPSなどと呼ばれます)があると便利です。ネットのルーターや冷蔵庫をつないでおけば、停電に気づかないうちに切り替わります。ただし、パソコンのデータを守る専用のUPSほど速く切り替わらない機種もあるため、大事な機器はメーカーの案内を確かめてください。
⑤ 重さ:1000Whクラスは10kg以上
1000Whクラスは10〜16kgあり、持ち運ぶとずっしり重く感じます。避難のときに持ち出したい、女性や年配の方が使うなら、500〜700Whクラス(約6〜7kg)も考えてみましょう。
買ってはいけないポータブル電源の見分け方
ネット通販には、聞いたことのないメーカーの安いポータブル電源もたくさんあります。次のような製品は避けるのがおすすめです。
- 電池の種類が書かれていない、または三元系:寿命が短く、熱に弱いことがあります
- 保証が短い・日本の問い合わせ窓口がない:主要メーカーは5年保証が多くなっています。故障したときに連絡できる窓口があるか確かめましょう
- 「純正弦波」と書かれていない:コンセントと同じ形の電気(純正弦波)でないと、家電がうまく動かない・傷むことがあります
- 付属のACアダプターにPSEマークがない:ポータブル電源本体は電気用品安全法(PSE)の対象外ですが、付属のACアダプターは対象です。マークがあるか確かめましょう
今回紹介する7台は、Anker・EcoFlow・Jackery・BLUETTI・DJIといった、日本に窓口がある有名メーカーの製品から選んでいます。
ポータブル電源おすすめ7選【比較表】
| 商品 | 容量 | 定格出力 | 重さ | 保証 | Amazon価格 | Amazonの評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| おすすめAnker Solix C1000 | 1056Wh | 1500W | 約12.9kg | 最大5年 | 73,800円 | ★4.4(1,449件) |
| EcoFlow RIVER 3 | 230Wh | 300W | 約3.4kg | 5年 | 24,800円 | ★4.2(516件) |
| Jackery 600 New | 640Wh | 500W | 約6.4kg | 5年 | 59,800円 | ★4.7(34件) |
| EcoFlow DELTA 3 Classic | 1024Wh | 1500W | 約12.1kg | 5年 | 69,800円 | ★4.4(349件) |
| DJI Power 1000 Mini | 1008Wh | 1000W | 約11.5kg | 最大5年 | 56,210円 | ★4.2(102件) |
| BLUETTI AC180 | 1152Wh | 1800W | 約16.4kg | 5年 | 59,800円 | ★4.3(461件) |
| Jackery 1000 New V3 | 1024Wh | 1500W | 約10.6kg | 5年 | 109,800円 | ★4.8(20件) |
※価格・評価はAmazon(2026年10月5日時点)。容量・出力・重さはメーカーの公表値です。7台ともリン酸鉄の電池を使っています。保証の「最大5年」は、延長保証やアプリ登録を含めた年数です。
1. Anker Solix C1000
迷ったらこれ。口コミがいちばん多い1000Whクラスの定番です。容量1056Wh・定格出力1500Wで、家族の防災にも使えます。最短約58分で満充電でき、停電時の自動切替(UPS)にも対応しています。
- 良い口コミ:充電がとても速い、動作音が静か、スマホのアプリで残量を見たり操作したりできて便利、という声があります
- 気になる口コミ:コンセントの差し込み口が固くて抜き差ししにくい、本体の表示の数字が小さく見づらい、という声があります
2. EcoFlow RIVER 3
まずは手ごろな値段で備えたい人に。重さ約3.4kgと軽く、片手で持ち運べます。容量230Whで、スマホ・照明・ルーターなどの小さい機器向けです。停電時の自動切替にも対応しています。
- 良い口コミ:小さくて軽い、動作音がとても静か、という声があります
- 気になる口コミ:容量が少なめで長時間は使えない、あとから容量を増やせない、という声があります
3. Jackery ポータブル電源 600 New
一人暮らしの防災用にちょうどいいサイズ。2025年10月発売の新しいモデルで、640Whの容量を約6.4kgの本体に収めています。停電時の自動切替(UPS)にも対応しています。
- 良い口コミ:軽くて片手でも持ちやすい、動作音が静か、という声があります
- 気になる口コミ:コンセントの差し込み口が2つと少なめ、あとから容量を増やせない、という点は注意です。Amazonの口コミはまだ少なめです
4. EcoFlow DELTA 3 Classic
1000Whクラスを手ごろな値段で選びたい人に。容量1024Wh・定格出力1500Wで、約45分で80%まで充電できます。停電時は10ms(0.01秒)未満で切り替わるとされています。
- 良い口コミ:充電がとても速い、出力が大きく調理家電も使える、という声があります
- 気になる口コミ:あとから容量を増やせない、コンセントの差し込み口が上位モデルより少ない、という点は注意です
5. DJI Power 1000 Mini
2026年4月発売の新しいモデル。1008Whの容量で、1000Whクラスの中では小さく、約11.5kgです。巻き取り式のUSB-Cケーブル(最大100W)が付いていて、スマホやパソコンの充電にケーブルを用意しなくて済みます。定格出力は1000Wで、メーカーによると一部の1200Wまでの家電も動かせる機能があります。
- 良い口コミ:値段のわりに性能が十分でコスパが良い、小さくて場所を取らない、という声があります
- 気になる口コミ:充電の速さやつなぎ口については、意見が分かれています。定格1000Wなので、ドライヤーや電子レンジを使いたい人は、ほかの1500W以上のモデルの方が安心です
6. BLUETTI AC180
容量と出力の大きさを重視する人に。容量1152Wh・定格出力1800Wと、今回の中でいちばん大きいモデルです。高速モードなら約60分で満充電できます。
- 良い口コミ:ドライヤーなど電気をたくさん使う家電も動かせる、充電が速い、という声があります
- 気になる口コミ:約16.4kgと重く、持ち運ぶのは大変、という声があります。置きっぱなしで使う人向けです
7. Jackery ポータブル電源 1000 New V3
1000Whクラスで軽さを重視する人に。2026年7月に発売された、人気の「1000 New」の新しい版です。容量1024Whで約10.6kgと、今回の1000Whクラスの中でいちばん軽いモデルです。前のモデルより19%小さくなり、電池はくり返し約6000回充電できる長持ち設計になりました。停電時は0.01秒以内に自動で切り替わります(メーカー発表)。
3つのコンセントを2つのグループに分けて、アプリや本体のボタンで使う家電だけに電気を送ることもできます。停電中に、本当に必要な家電に電気を残しておきたいときに便利です。充電はふつうのコンセントで約1.25時間、コンセントとソーラーを同時に使う緊急充電モードなら最短約50分です。保証は公式ストアで買うと5年です。
- 良い口コミ:発売から間もないためAmazonの口コミはまだ少なめですが、★4.8と高い評価です。前のモデル「1000 New」でも、軽くてコンパクト、充電が速い、という声が多くありました
- 気になる点:値段は1000Whクラスの中では高めです(セールで値下がりすることがあります)
目的別おすすめ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 一人暮らしの防災用 | Jackery 600 New/EcoFlow RIVER 3 |
| 家族の防災・停電対策 | Anker Solix C1000/EcoFlow DELTA 3 Classic |
| 車中泊・キャンプにも使いたい | Jackery 1000 New V3/DJI Power 1000 Mini |
| ドライヤーなど大きい家電も使いたい | BLUETTI AC180/Anker Solix C1000 |
| とにかく安く備えたい | EcoFlow RIVER 3 |
よくある質問
ポータブル電源は必要?いらない?
停電が数時間〜数日続いたときに、スマホ・照明・暖房(電気毛布)を使い続けたいなら、あると安心です。スマホの充電だけで十分なら、大きめのモバイルバッテリーで足りることもあります。ふだんはキャンプや車中泊、ベランダでの作業などにも使えます。
日本製のポータブル電源はある?
日本のメーカーが販売しているモデルもありますが、今回紹介したAnker・EcoFlow・Jackery・BLUETTI・DJIは海外のメーカーです。ただし、どれも日本に問い合わせ窓口があり、5年保証(一部は延長保証を含む)が付いています。「日本製かどうか」よりも、保証とサポートがしっかりしているかで選ぶのがおすすめです。
飛行機に持ち込める?
持ち込めません。飛行機に持ち込めるバッテリーは160Whまでなどの決まりがあり、ポータブル電源の多くはそれを超えるため、機内持ち込み・預け入れのどちらもできません。
保管のしかたと捨て方は?
使わないときは、残量50〜60%くらいにして、直射日光や車の中など暑い場所を避けて保管します。満タンや空っぽのまま長く放っておくと、電池が弱る原因になります。数か月に1回は充電と放電をしましょう。
捨てるときは、家庭ごみには出せません。各メーカーの回収サービスを使うか、お住まいの自治体の案内に従ってください。
まとめ
防災用のポータブル電源選びは、「何を何時間使いたいか」で容量を決め、リン酸鉄の電池と5年保証のある有名メーカーから選ぶだけで後悔しません。
- 迷ったら → Anker Solix C1000(73,800円)
- 安く・小さく → EcoFlow RIVER 3(24,800円)
- 一人暮らしにちょうどいい → Jackery 600 New(59,800円)
一人暮らしの家電選びは、こちらの記事もどうぞ。
→ 一人暮らしのサーキュレーター
→ スマートリングおすすめ7選
※この記事の価格・仕様は2026年10月時点で調べた情報です。販売状況により変わることがあるため、購入前に各販売ページやメーカーのサイトで最新情報をご確認ください。使える時間は目安で、家電や使い方によって変わります。紹介した商品は筆者が実際に使ったものではなく、メーカーの公式情報と口コミをもとにまとめています。
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